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排泄物や食欲から愛犬の体調をよく観察して、何かあってもすぐ気づけるよう準備バッチリの愛犬家の皆さん!では、もし…愛犬が突然鮮血の鼻血を出しても、想定内ですか??以外な盲点で、想像もしていなかった出来事に不安とパニックが押し寄せる愛犬家は、私だけではないはず…。
今回は、先日愛犬の突然の鼻血を経験した『Padu』より、意外と知られていない『犬の鼻血』について。愛犬家として知っておきたい基礎知識と、その時、実際の状況をシェアします。
人生はじめての犬の鼻血
〜出血編〜
もし、
大事な愛犬が
鼻血をだしたら
どうしますか?
鼻血の種類も
鮮血の鼻血もあれば、
鼻水にうすくピンクがまじる程度
のものまで幅広いようですが、
今回私はまさに
鮮血が飛び散る鼻血
を経験しました。
そんな我が家の
大事なチワワの子が
鼻血を出して、
パニックになった
私のことを
今回は書こうと思います。
チワワのパグ
チワワだけど
子犬の頃はパグのように
ペチャ丸顔だったので、
ぱぐという名前の
ひょうきんな男の子がいます。
そのぱぐは今年7歳、
まだまだ若いし、
いままでも
我が家で子供たちに
負けないくらいの
元気印の子でした。
ごはんを変えると
お腹がゆるくなったり、
下痢してしまうことは
あったけれど、
それ以外は本当に健康でした。
ある日…
そんなある日、
子供たちは寝て、
私は夜のおひとりさま時間を
ぱぐと一緒に
満喫していました。
次の日の
子供の体操服を
洗濯していたので、
洗濯物を干そうとしていると、
急にぱぐが
すごいくしゃみを
しだしました。
ペチャ顔チワワなので、
くしゃみはたまにしてましたが
そんなに気にすることもなくいましたが、
いつもとちがうくしゃみだったので、
大丈夫?
と声をかけると
鮮血が飛び散っていました。
もう血を見て、
私の血の気が引くのがわかりました。
え、え、え?
なんで?
大丈夫?
え???
とクエスチョンマークと
パニックになる、私。
抱き上げて、
くしゃみを再びすると
私の足に飛び散る鼻血。
どうして?
え?
大丈夫なの?
くしゃみは落ち着いても
鮮血の鼻血が
ぱぐの鼻からたらーん。
ウェットティッシュでふいて、
止まってはないけど、
飛び散るほどではないのと、
もう12時近かったので
様子を見るしかなく、
ザワザワする気持ちをおさえながら、
はやめに今日は寝ようと寝室へ。
いつでも食べられるように置いてある
置き餌を食べ始めるぱぐ。
うーん、ごはんは食べてるし、
明日の朝の様子をみよう。
と思い、布団に入りました。
でも、
きっとぱぐも
鼻から血が出てるということで、
血の匂いなどで落ち着かない様子で
手をぺろぺろとひたすらなめてる、、、
これはストレス感じてるなと
心配になりました。
いつもくっついて寝ているけれど、
暑くなると足元にいったりするけど、
心配で片時も離れたくなく、
腕枕で寝かしつけました。
『犬 鼻血』
寝たのを確認して、
スマホで 犬 鼻血 と検索。
不安なことは
調べられずにはいられないので、
ひたすらリサーチ。
ここで分かったことは
犬は人間のように
簡単には鼻血を
出さないこと。
そして、
それは多くは病気によるもの。
不安、不安、悲しい。
病気の場合は、
血液の異常、
骨髄疾患や免疫不全、
血小板の機能障害、
感染症など。
その次は鼻炎。
これは人間も同じですが、
鼻腔内が炎症を起こしている状態。
くしゃみは普段しないので、
可能性は低いかなと思いました。
そして
歯周疾患による鼻血。
抜いた歯のあとが
鼻腔と繋がってしまい、
膿が溜まってしまったり、
炎症を起こして、
鼻血がでる。
これの可能性もあるのかな、と思いました。
なぜなら、
去年の11月に
スケーリングを受けたので、
ゼロではないと思いました。
その時に説明されたことは
顎が弱いことだけだったのと、
11月から半年以上経っていたので、
どうなのだろうと不安でした。
外傷になると
ぶつけたことによる鼻血、
または
散歩などのときに
植物などの種子などの
異物を吸い込んでしまった場合。
私はこの可能性に賭けたいと思っていました。
でもずっと暑い日が続いていたので、
お散歩はお休みしていたので、
子供たちのちいさなオモチャの
破片だったりあるのかななんて、
あってほしくないけど、
これであってほしいような
複雑な気持ちでした。
そして
1番怖かったのは
鼻腔内の腫瘍。
良性含め、
悪性の腫瘍があると
鼻血がでると読みました。
そして
愛犬の鼻血を
経験されてる方のブログ
の多くも
これが多かったので、
1番不安になりました。
とりあえずぱぐには
ぱぐの症状があるだろうと、
リサーチしすぎても
不安になるだけだと言い聞かせ、
眠りにつくことにしました。
だけど、眠れない、そんな夜でした。
つぎの朝
朝、
子供たちを送り出す準備をしていると
いつもリビングについてくるはずの
ぱぐがついてこないので、
心配になって
寝室まで覗きにいきました。
たしかにいつも眠い時は寝室で寝ているし、
下の双子たちもベッドでまだ寝ていたので、
一緒に寝ているだけだと思いました。
寝室に行くと
私をみたぱぐは
起き上がって近くにきましたが、
元気がなさそうで、
前足をぺろぺろなめて、
不安モードのようでした。
大丈夫?
と声をかけて、
抱き上げると
吐き戻しをしそうな音が聞こえたので、
楽に吐けるようにと床におろすと、
寝る前に食べた固形のフードを
半消化くらいで戻してしまいしました。
その瞬間、
バタンと横に倒れてしまうぱぐ。
え!なんで!大丈夫!
ぱぐ!ぱぐ!
と即座に抱き上げると意識はあり、
元気はないけれど、
普段のぱぐの反応をしてくれました。
だけど、
いままでたくさんの犬に囲まれて
生きて来た私は
犬の鼻血をみたのも初めてでしたし、
吐き戻しをしたあとに
倒れる子も初めてでした。
一気に不安になる私。
これはすぐに病院にいかないとやばい!
泣きたくなる気持ちをぐっとおさえ、
母に電話。
あいにく
いつも行く動物病院は車で20分、
主人は仕事で車がなかったので、
小さな子供もいる私は
母に頼るしかなく、
すがる気持ちで電話しました。
母に電話すると、
父を仕事に送ったら、
今日は自分の仕事はないからと
来てくれることになりました。
一安心。
自分の準備をして、
双子の準備。
その間、
私の不安をよそに
双子たちはぱぐにピタッとくっついて、
待っていてくれました。
そんなときでも
元気がなさそうなぱぐをみると
不安で胸が張り裂ける思いで
母の到着を待ちました。
「ついたよ。」
と連絡がきて、
不安なままに車に乗る私たち。
どんな診断が待っているのか?
次回に
〜診察編〜
を書かせていただきたいとおもいます。
最後に…
今回は
私がはじめての
犬の鼻血に遭遇したお話
でまとめさせていただきました。
もっといい対処があったのでは?
と思いますが、
急に血を見ると
気が動転してしまいます。
そして、
犬の鼻血はとても稀で、
鼻血を出すということは
なにか重大な病気が
隠れているかもしれないこと。
それがよくわかりました。
血を見て、
リサーチしてしまい、
あとどのくらいこの子と過ごせるの?
と不安に押しつぶされそうになりました。
だけど、
父が言ってくれました。
「きっとぱぐはあなたを頼っているよ、
大丈夫だから!心配しないで!
という姿でいなさい」
と。
ぱぐはあなたを頼っているからこそ、
強気でいなさいと。
そんな父の言葉に涙する私も
まだまだ大人になりきれていない
のかもしれないですね。
そして、
どんな瞬間ももっと大切に過ごそうと
心に強く決めた出来事でした。